チョコとオレンジのケーキで
**「イシス」**っていう、
ちょっとかっこいい
クリスマスケーキがあります。
いちびって、一年に１度の
クリスマスだけ作っています。
名前の由来は、
エジプト神話の女神イシス。
“母性と再生”を司る女神だそうです。
これは、世界的なコンテストで
日本人のパティシエが
優勝したケーキ。
チョコのほろ苦さとオレンジの香りが、
まるで“光と影”みたいに共存していて、
作る時には、少し背筋が伸びます。
日本人って、ほんと繊細ですよね。
財布を落としても戻ってくるし、
電車の中で安心して寝られる国なんて、
そうそう無いと思うんです。
そんな日本の“優しさ”が
詰まったケーキを、
WARaRa風にアレンジしました。
チョコとカカオの香りを生かしながら、
マンダリンオレンジとのバランスを保ち、
お口の中でスゥゥゥゥっと消えていくけど、
消えたあとに、
ほんの少しだけ香りが帰ってくる。
そんな“余韻”を、
Xmasの記憶に残したくて。
１年に１回、
背伸びしたケーキを作るのも、
ケーキ屋のクリスマス行事です。
日本人の繊細さって、
味にも出るんですね。
それは「手間をかける」とか、
「飾る」とかじゃなくて、
「人を思って作る」
ってことだと思ってます。
ほんとうは「イシス」やめたいんです。
でも、毎年“あの味”を
楽しみにしてくれている人がいるから、
今年も作ります。
WARaRaのクリスマスケーキ、
１１月１５日からご予約スタートです。
多分････💦
今回はいちびって
ちょっとカッコよく
書いてみました(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ…