🍋日米レモン戦争ってなんだったの?
私が生まれる前に・・・・
1970年代のこと。
日本とアメリカが
「レモンの輸入」をめぐってちょっとした
“もめごと”になりました。
きっかけは、
アメリカ産レモンに使われていた
防カビ剤、防腐剤の問題です。
🚫レモンに使われていた防カビ剤ってなに?
当時、日本ではポストハーベスト農薬
(※収穫後にカビや腐敗を防ぐ薬剤)
に厳しいルールがありました。
でも1974年、
アメリカから来たレモンに、
「オルトフェニルフェノール(OPP)」と
「チアベンダゾール(TBZ)」という、
日本では使えないはずの防カビ剤が
検出されたんです。
その薬剤には、
がんや腎障害への懸念もあり、
日本は輸入を一時ストップ。
「安全第一」の判断だったんですね。
🤔ところが…2年後に“添加物だからOK”になった理由って?
でもこのストップ措置、
ずっと続いたわけではなくて
なんとわずか2年後の1976年、
日本はこの薬剤を「食品添加物」
として認めてしまったんです。
理由はこうです:
- アメリカ側からの強い貿易圧力
- 企業や政府が「経済のためには妥協も必要」と判断
- 形式上「食品の表面処理=食品添加物」という扱いに変更
つまり、防カビ剤としては禁止されてたものが、
「添加物」という扱いになっただけで
輸入再開されるという、
なんだかモヤモヤする展開に…。
防カビ剤禁止なのに、
輸入の場合は添加物だからOK?
どんな理屈やねん!
「企業の利益を優先して、
日本人の健康が犠牲になった」
と感じても不思議じゃないですよね。
実は、80年前の大東亜戦争に負けてから
現在もず~~っと
こんな事が続いています。
📦レモンだけじゃない。これって氷山の一角かも?
実はこうした事例、
レモンだけじゃないんです。
防腐剤や着色料、保存料など
調べてみるとキリがない。
私自身、
添加物について調べてみて
「これ気づいてない人、多いかも…」と
思いました。
👧だからこそ、子どもたちに伝えたいシンプルな選び方
全部知るのは無理でも、
「買うときにちょっと気をつけるだけ」で
守れるものがあります。
むずかしいことじゃなくて、
ちょっとした“気づき”。
「なんでこれを選ぶのか?」
その感覚を、
未来を生きる子どもたちにも
伝えていけたらって思い
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